60代からの資産「使い切り」法 今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術 (日本経済新聞出版) [Kindle]

著者 :
  • 日経BP
4.20
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (270ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 資産形成ではなく使う側にフォーカスした本。
    確かに資産形成で貯めたものをどう切り崩して
    使っていくかを考えるって大事だと思う。

    ちょっと難しいところもあったけど、
    寿命との向き合い方とか試算の仕方とかを学ぶ
    きっかけが出来たのは良かったかなと思いました。

    【勉強になったこと】
    ・資産寿命を延ばすために意識しておうっこと
     ①生活費を引き下げる
     ②勤労収入を少しでも多くする
     ③年金収入を少しでも多く受給する
     ④資産収入を長く・多く確保する

    ・切り崩し時期になったときは、毎月分配型の
     投資信託を採用するのも一つの考え方。

    ・収益率の並び方が資産残高に大きく影響する

    ・リスク性資産の比率は、100ー年齢と
     いわれている時代もあった。

    ・確定拠出年金の引き出し時に、
      年金受取
      一括受取
     の2パターンが選択できるが、退職所得控除の
     税メリットから一括受取が9割を超えると
     言われている。

  • 資産形成後の資産活用、切り崩しについて、いくつかのアイデアを得ることができた。時間を取って、かんがてみたい。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

一橋大学商学部卒。国内外の証券会社調査部を経て、2006年より外資系資産運用会社で投資教育に従事。20年以上にわたって資産形成・資産活用の啓発活動を続ける。2019年5月、定年を機に継続雇用を続けながら合同会社フィンウェル研究所を設立し、資産形成を終えた世代向けに資産の取り崩し、地方都市移住、勤労などに特化した啓発活動をスタート。行動経済学会、日本FP学会などの会員、日本証券アナリスト協会検定会員、2018年9月金融審議会市場ワーキング・グループ委員。本書では「第3章 英国のIFA」を担当。

「2020年 『IFAとは何者か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野尻哲史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×