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感想・レビュー・書評
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英雄譚に強い憧れを持つ修道院育ちの孤児が主人公。
主人公の生活する修道院が野盗の襲撃を受け、本人もあわやと言うところで現れた騎士に命を救われ、彼への謝意と騎士への憧れにより、半ば強引に従者となり、主人とその仲間たちに得意な料理を振る舞っていく、と言うのがざっくりあらすじ。
料理漫画が好きなので、試し読みをして「一応ちゃんと料理しとる」と確認してから買ったんだけど、メインは料理よりも、舞台となっている中世欧州辺りの風俗や、当時の『騎士』の生活を描く方に比重が寄っている印象。
悪くはないけど、一般的な料理漫画を想像してたから、「思ったより描写がねえな…?」になっている。
描写は少ないとはいえ、華やかさはないが極一般的な豆のスープやミートパイなどを、主人公の少年が「食事をする人」を思い、少ない食材から丁寧に調理する様子が察せられて好印象。
彼は従者と言っては居るものの、料理人という立場に収まるのかと思っていたら、騎士見習いの修行を始めるとかいう展開になっているので、ますます料理の比重が減るのでは………という危惧はちょとある。
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