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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (175ページ)
感想・レビュー・書評
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読みやすい文章。
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この作品は異世界転移とか転生モノではなく、舞台は西洋風架空世界だ。序盤でコタルディだのティペットだのプールポアンだの西洋中世の服飾用語が出てくるので、ある程度は覚悟していたのだが、その後敬語がおかしかったりで、ヒロインも"亡国の貴人で後宮に捨て置かれた状態"という何度か読んだことがある設定、このまま読み進めてもなぁと思いつつ、超高速ではないがスライド読みで読了。結果は、地の文は台本のト書きのようなもの、心情描写は紋切り型。でも、ストーリー自体は短いなりによくまとまっていたと思う。
大手ネット書店で作者さんを検索してみた。30冊以上の著書があるベテランのようだ。完全な架空世界の話は多くない。実際、作者さんの本は売れているのだろう。程度を知るところにないが、コストをかけて発行するのだから、売れない本を30冊も出さないはずだ。でも、結論としては私には合わなかった。 -
3寄りの3.5くらい。国を滅ぼされて後宮に入れられて手付かずで放置されたお姫様が、そうと知らずに自国を滅ぼした皇弟に嫁ぐ話。話としては王道の印象。ヒロインの根底が誇り高く慈悲深い淑女なので、人間らしい弱さがないわけではないが、徳が高いな…と感じた。
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