ユニコーンオーバーロード - Switch

  • アトラス
4.56
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4984995906423

感想・レビュー・書評

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  • 伝説のオウガバトルのシステムをベースに、いろいろな追加要素のある遊びごたえのあるゲームです。
    伝説のオウガバトルはときどき無性に遊びたくなるゲームで通算20回は遊んでいると思います。
    そのゲームが追加要素満載でリリースされたのですから、ファンとしてはとてもうれしい。

    伝説のオウガバトルでは戦闘時の要素は物理攻撃と魔法攻撃の2種類(と補助魔法)だけでした。
    このゲームではクラスごとに3すくみのような強弱関係があるのでパーティ編成でどのクラスを編成するのか悩ましい。
    また、同じパーティーに入れて戦闘を繰り返すとキャラクターの親密度が上がって支援効果も出てくるのでなるべくパーティも固定したい。

    難易度はNORMAL(ちょっとやさしい)で始めたのですが、それでも序盤の最後の中ボスには全然歯が立たず、このボスに負けてストーリーが進むんじゃないのかな、と考えてしまったほど。
    また、適当にプレイしていたら最後のラスボスが倒せず、装備の見直しやキャラクターの入れ替えが必要になりました。
    そこそこ歯ごたえがあります。

    他のプレイヤーのパーティと自分のパーティをオンラインで戦わせることができるようですが、まず歯が立たないと思うので最初から参加はしないつもりです。

  • 良かった点
    ・キャラクターデザイン
    ・豊富なキャラクター
    ・手に汗握る戦闘

    残念だった点
    ・ワンパターンになりがちな戦闘への展開
    ・先読みできる軽薄なストーリー
    ・編成によっては終盤でも単独無双が可能なゲームバランス
    ・各キャラクターの個性への深掘り不足

    所感
    決して面白くないわけではないんですが、過去の重厚長大なSRPGの大作を思い浮かべるとストーリーが相当万人受けを狙われており、コアなSRPG好きには肩透かしになるのではと感じました。
    一方で、これを機にSRPGに興味を持ち、ジャンルが発展することを期待したいと思います。

  • 4月14日 クリア
     素晴らしいゲームで、1か月で一気にクリアしてしまった。次々と仲間が増え、戦略の幅が広がるのが楽しすぎ、やめ時が分からないほど。

     全体は、公式情報の通り、「伝説のオウガバトル」ベースにしているが、PSPの「グランナイツヒストリー(これもバニラウェア)」の要素もかなり入っている。
     個人的にバニラウェアとアトラスの組み合わせは最高傑作という公式が出来上がっていて、「十三機兵防衛圏」や、PS Vitaの「朧村正」「ドラゴンズクラウン」「オーディンスフィア レイブスラシル」などもプレイ済み。ファンである。

     まず本作で一番目に挙げたいのは戦略性。おそらくキャラの職業も数十種類あるのだと思われるが、職業どうしの相性がある。そして、戦闘時にキャラは、こちらで操作できず、「斧で切りつける」「盾で防御する」など決められた行動をとるのだが、その行動には予め「プログラミング」のようにかなり細かく条件付けが可能(例;HP75%以下になったキャラに回復魔法をかける・・等)。武器やアクセサリーで行動の仕方を変えることもできる。

     キャラを個別に動かす戦略ゲームとは異なり、キャラを集めて師団(最初は3人ずつ、最終的に5人。最終的に10師団作れる)を組んで、師団同士が戦うのだが、上記のように多様なパラメーターを考慮しつつ、敵の師団の手の内も考えながら編成をするのが一番の醍醐味で、これを考えるだけで結構時間が過ぎてしまう。かなり強い編成は作れるものの、「絶対何にでも勝てる」編成にならない(絶対に弱点がある)ところが本当にうまく作り込まれている。
     ストーリーもすばらしい。60人を超えるキャラクターが最終的に解放軍に仲間入りするのだが、全てのキャラクターにストーリーがある。驚いたのは「親密度」。同じ師団で戦ったり、宿屋で一緒に食事をするとキャラ同士の親密度が上がり、「親密度会話」が発生。これは、二人のキャラの隠されたストーリーが見られるというものだが、裏返されたカードをあけてゆくような楽しみがある。最初はあまり好きになれないキャラもいたのだが、戦闘で使って親密度会話を見たりするとなぜかどのキャラクターにも愛着がわいてしまう。これだけの数のキャラがいながら、全員名前を憶えてしまうほどに感情移入してしまう。

     絵が最高に美しい点は、説明不要であろう。バニラウェアなのだから。音楽も美しかったので、少し頑張って設定資料とCDつきを買っておけばよかったと後悔している。

  • 名作のいいとこどりのリアルタイムストラテジーゲーム。
    ノーマル、トゥルーエンドまで100時間程度でした。
    クリア後にサブクエストもありますが、そちらはステージが長そうなのでそれだけクリアしてません。

    スキル発動条件を手動でつけれるのがわかってからだいぶ奥深いバトルゲームに感じました。
    難易度はTACTICALでちょうどよかった。
    支援会話はFEに比べると恋愛要素は薄めで結構ホノボノエピソードが多かった。

    期待を裏切らず、満足しました。

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著者プロフィール

代表作に『ペルソナ』シリーズ、『真・女神転生』シリーズ、『世界樹の迷宮』シリーズ、『デビルサバイバー』シリーズを持つゲームメーカー。
『ペルソナシリーズ』最新作の『ペルソナ5』は全世界累計出荷数が200万本突破(2017年12月1日)!

「2018年 『オーディンスフィア ちいさな妖精女王(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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