- Amazon.co.jp ・電子書籍 (192ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
成瀬は天下を取りにいくに続く第2作目。
期待を裏切らない面白さ。
何事にも動じない成瀬あかりの生き様に惹かれっぱなしでした。
前作同様島崎さんとの友情になんだかホッとする。
実の父慶彦でさえ、娘あかりのことがよくわからない...。その父慶彦が娘の成瀬あかりをディープインパクトになぞってて笑えた〜。 -
成瀬あかりの魅力に取り憑かれた。
前作+今回の合わせ技で、星4つ。
2025年の紅白で、実際にけん玉を持った「琵琶湖観光大使」が出てきたら面白い。
琵琶湖でミシガンに乗船した男子高校生は、今回出てこなかったのが残念。 -
成瀬さんシリーズの続編。
今回は他の登場人物が前作より個性的。今後に向けての舞台装置作りかな。面白くないわけじゃないが、お話自体は少し単調といえば単調だったかも。多分まだ続くんだろうから次回以降にも期待して待ちます。 -
前作に続き気分爽快な存在、成瀬。
ブレずに誰がなんと言おうと、自分に正直に生きてるって感じ
こんな風に生きれたらいいなぁ、とちょっと羨ましくなる。
話の中で1番ドキッとした一文があって
「なぜ他人がわたしの将来に関心を持つのだろうか」と成瀬が呟くのだけど
確かに、自分含め他人からも言われることあるよな、と。
にしても本当、成瀬はかっこいいわ
-
成瀬サイコー!
我が道を突き進む成瀬が格好いい。
これからも、ずっと成瀬あかり史を見ていきたい。
成瀬に憧れる小学五年生の未来ちゃん。
受験生の娘が心配な成瀬の父。
びわ湖大津観光大使になった成瀬の同僚かれん。
成瀬のバイト先のクレーマー言実さん。
消えた成瀬を追う島崎たち。
周囲の人たちの目にうつる成瀬が知れて楽しいし嬉しい。
本作でも色々な成瀬に会えます。
誰とどこにいても、成瀬は成瀬でほっとする。
『何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている』
成瀬を見てると「他人の目なんて気にしなくていい、何だってできる!」って思える。
最終話はちょっとしんみり、それも良かった。
本作も成瀬にいっぱい元気をもらいました。
読み終わって早くも成瀬ロス。
ゼゼカラの活躍も見たいし、続編が待ち遠しい! -
シリーズ続編
時の経過と共にますますウォッシュアップした成瀬の姿が周囲の面々の目線から語られる
毒を喰らわばではないがこうなったら彼女にはこれからも迎合や忖度などの語とは無縁の道を歩んでほしいなんて思う
それにしてももしかして著者は鉄子さん? -
前作同様、成瀬の行動力には感服するばかりである。今作も短編集であるが、成瀬が大津市観光大使として活躍することが軸となっている。自分は行動力がないので成瀬のような我が道を行く行動力のある人には憧れる。少しでもいいので成瀬のように思い立ったらすぐに行動に移せるようにしたいと思った。この作品の成瀬を見て思ったのは彼女は自分では気づかないうちに周りの人をよい意味で巻き込んでいる。積極的に半ば強引に人脈を作り出そうとしている人もいるが、自分としてはあまり好感を持っていない。成瀬のように自分の行動力が自然と周りを巻きこんで世界が広がっていくのが理想だなと思った。
-
「成瀬は天下を取りに行く」を読んだので、続編を読みました。
新旧様々な登場人物と、成瀬との交流を描きます。
前作同様、1話完結型で進行します。
特に、年を取って離れ離れになり、それぞれの人生を歩み始めた島崎と成瀬が変わらず仲が良いことに感銘を受けました。
たとえ成瀬のようにカッコいい生き方はできなくとも、人との関係は大切にしていきたいと改めて考えさせられました。 -
続編も面白かったです!周りを巻き込む成瀬、私もすっかり巻き込まれあっという間に読了です。
深く考えずにサクサク読める、軽いけどしっかり印象に残る。読書初心者とかにオススメできるかな。