わたしたち、離婚したはずですが? [Kindle]

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  • 天海社
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感想・レビュー・書評

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  • 離婚する朝から始まるけれど2人が両思いのすれ違いストーリーなのがありありなので安心して読めます
    ヒロインの女心の細やかな描写もあり、脇キャラのコメディ感たっぷりの和やかさもあり、アルノルトの残念ヒーローっぷりばっかりだけどやる時はやるよ!って感じもありで最後まで楽しく読み終わりました

  • 両片思い

  • エマは今日、夫である次期公爵アルノルトが神殿に離縁状を提出し、離婚したはずだった。しかし、財産分与でもらった、今日まで夫婦(と使用人)で暮らしていた今日から一人暮らしをするはずの町屋敷に元夫が帰ってきた。しかも今まで呼ばれた事の無い愛称で呼び愛しているという。どうやら仕事中に頭を打ったようで…。

    短め。

    アルノルトが肝心な説明をなかなかしないで、エマが置いてけぼりくってる状況に、エマがただ流されるだけじゃなくて『腹が立ってきて』「だってわたしたち、離婚したはずですよね?」と低い声で言った瞬間、このヒロイン好きってなりました。
    誘拐犯にエマは嘘を吐いていないと伝えて欲しい。

    両片思いのすれ違いだったわけですが、アルノルトが言葉足らず過ぎるというかヘタレというか。
    エマもずっとはっきり聞かないで勘違いしていたからお互い様なんでしょうけど、聖女の力の件はエマが勘違いしないようにアルノルトからすぐに説明して欲しかったです。

    聖女は勘違い娘に育て上げられてしまった点は可哀想でした。
    10代ならまだしも年も年だしと思いましたが、みんなに気遣われてたら気付くのも難しかったかな。

  • 短めなお話です。離婚届を出すはずが、駄々っ子になって帰って来たヒーロー。氷の公爵と呼ばれるヒーローなのに全くクールさが無くなって可愛い。ヒロインの地味な能力は好感が持てました。面白かったです。

  • 131Pの短いお話。離婚届を提出すると言って出かけた旦那様が、ただいま!と普通に帰ってきたところから始まるのが面白かった。
    きれいな顔の次期公爵のヒーローがリンゴを軽く握りつぶす程の力のある人で、ヒロインが抱きしめられる時に身構えてしまうので嫌われてると思ってしまっていたのは納得だけど、聖女の存在があっても2年も誤解したままになる?
    離婚したくないと駄々こねるのをもっと早くからすればよかったのに。

  • コメディ。
    短いお話ですっきりハピエン。
    両片思いだがジレジレではない。
    R15か全年齢かちょっと分類しにくい。
    もっと評価が高くてもいいかとも思うが、少し読み進めれば後の展開がわかってしまう。ほぼ短編なのに意外性に欠けるのはちょっと物足りない。

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