道長ものがたり 「我が世の望月」とは何だったのか―― (朝日選書) [Kindle]

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (349ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 山本淳子先生の著作は、現代感覚をはさみつつも、
    平安文学研究者らしく、きちんと知識と鋭い分析に
    裏打ちされていて、いつも面白く読んでいる。

    今回も、そんなひとつ。

    道長が実は恐妻家だった・・・なんて
    大河ドラマからは想像できまいw
    (大河ドラマは定子様がお隠れになるまでは頑張るが
    それ以降はフェードアウトかも)

    源倫子、おそるべし、ゴッドマザー。

    「この世をば・・・」の歌の新解釈がもっと惹かれる。
    そんな横柄な人間じゃないよね、
    曲がりなりに光源氏のモデルの一人とされるくらいなんだから。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

山本淳子
<プロフィール>
京都先端科学大学教授。京都大学文学部卒業。高等学校教諭等を経て、1999年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都学園大学助教授等を経て、現職。『源氏物語の時代』(朝日選書、2007)でサントリー学芸賞を受賞する。他の著書に『枕草子のたくらみ』(朝日選書、2017)など。

「2022年 『古典モノ語り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本淳子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×