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感想・レビュー・書評
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今、ガザで起こっているイスラエルによる虐殺行為。なぜ世界がこれを見過ごしているのか疑問だった。
アメリカが政治的にイスラエル寄りであることが大きく、虐殺行為だけでなく完全封鎖という人間の尊厳を奪う行為があることを知り、心が痛んだ。
講義録なのでとても分かりやすく、もっとパレスチナ問題を知りたいと思った。
しかし、ホロコーストを生き延びたユダヤ人がなぜここまで民族浄化に取り憑かれるのかがピンとこない。そしてなぜ国連がパレスチナ分割を許してしまったのか?
イスラエル側の視点も知りたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政治の本は変なやつと思われるし、なんとなく表紙を裏返して置いていたりした。
私は恥ずかしい人間だ
数日かけて読み終わって、大きな虚無感に襲われた
でもこの虚無感はガザの人たちの絶望の一欠片にも満たないだろう
どこに生まれても赤ちゃんが幸せでいられる地球になるといいな -
辛かった。読んでいると、まるで自分は近所でユダヤ人が虐殺されていることを知りながら、何も知らないふりをしているドイツ人になったような気がした。そう、ガザのことは以前から知っていた。でも、本書で岡さんが言うように「忘却が次の虐殺を準備する」んだったと再認識した。前回のガザ空爆の時にあんなに心を傷めたのに……。いま、この場で僕ができることは、この感想を読んだ人が一人でも多くこの本を読んでくれるようにお願いすることだ。ガザは最早天井のない牢獄ではなく絶滅収容所だ。読んで下さい、この本を。
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ガザ、人間の恥としての
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戦争は中立的な立場でいたいけどやっぱりイスラエルがパレスチナ人、ガザに対してこんなにも非人道的だとそんなこと言ってられない。
私は偏った考えをしたくないし周りの人達に強要はしたくないけれど本当に読んで欲しいし、日本人として誇りに思うこともあるけど恥ずべき部分もあることを知るだけでもいい。知って欲しい。
ガザにおけるジェノサイドの風景は毎日のようにインスタで見るし、この本に書いている通り本当に子供たちの死体が山のようにある。イスラエル軍がパレスチナ人を拘束しながら笑顔でピースをカメラに向けてる写真や民家を占領し物品を漁り女性用の下着をつけてる写真も見たし、意味もなく子供の服を取り上げ殴る動画も見た。でもそれだけではないということがこの本を読んでもっと酷い状況があることを知れた。
アメリカという最大国家がイスラエルとぎっちぎちなのも、日本もどんどんいろんな大企業がイスラエルと提携しているのも政治的に解決する時はいつ来るのだろう。
必ず来て欲しい未来のためにまずは知ることから始めるならこの一冊。 -
イスラエルに対する憤りより何よりこれまでこの問題に無知無関心だった自分への憤りと恥ずかしさがわいてきて止まらなかった。
ガザだけでなく世界各地でも問題は起こっているしこれだけで分かった気になってはいけないと読み進めると、日本にも差別はあると言及されていて先にそこに思い至らなかった自分をまた恥ずかしく思った。
何よりまずこうした問題にしっかりアンテナを立てることを意識したい。 -
パレスチナのことを何も知らなかった。本書にあるようなイスラエル側に立った情報しか知らない、ということもそうかもしれないが、そもそものイスラエルの建国の経緯やパレスチナ人がガザとヨルダン川西岸に押し込められている経緯もよくわかっていなかった。そこから理解させてくれるし、本書にあることが真実のすべてというわけではないかもしれないが、いまパレスチナで起こっているちょっと異常なのでは、と思わせるいろいろな出来事の根本が、少しわかったような気がする。
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まだまだだけれど、基本的なガザ事情は分かったつもり。とっても読みやすく、分かりやすいです。
パレスチナ人(良い人)vsイスラエル(悪い人)
ハマースは、パレスチナ人達を解放するための組織(良い人)
19世紀以前からヨーロッパでユダヤ人が度々差別されてきた。
そこでシオニズムという、パレスチナにユダヤ人だけの国をつくろう!という運動がありたくさんの人がヨーロッパからパレスチナに来た。
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それから時が経てホローコーストが起きそれが終わると生き延びたユダヤ人が沢山いて住むところがなくて困っている時に国際連合達がシオニズムにならってパレスチナにこいつらを住まわせよう!ってなる。
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そしたらそのヨーロッパのユダヤ人たちが俺たちの国を作ろう!ってなりでも既に住んでたアラブ人たちの方が多かったからこいつらを追い出したり虐殺しようってなる。
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追い出されたアラブ人やパレスチナ人は住むところがなく結局与えられたのがガザ地区とかヨルダン川西岸地区とかのみ。
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それから歴史的には反乱や虐殺が行われある時からずっと封鎖されっぱなしで経済的に倫理的に全て支配されて生きている。