名もなき工人たちの手によって生まれた“日用の雑器”に美を見出し、生涯をかけて蒐集した柳宗悦。彼が中心となって設立を企画し、有志の援助を得て1936(昭和11)年、東京駒場に開かれたのが日本民藝館。初代館長を柳が務めた。約1万7000点にも及ぶ国内外の名品が収蔵された「民藝の殿堂」として知られている。 「2021年 『愛蔵版 用の美 李朝ほか海外編』 で使われていた紹介文から引用しています。」