誰も語らなかったアジアの見えないリスク

  • 日刊工業新聞社
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  • 楽天 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784526069451

感想・レビュー・書評

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  • 著者は越純一郎氏。興銀→バンクタイ→せおん、カンドゥージャパン経営。
    面白い。タイトル通りの内容。失敗例豊富、確かにと思う。
    その道の信頼できるプロに任せないと危険だよ、という導き方にビジネスの臭いもしてしまうが、それが正解であることを私は否定できない。
    知らないじゃすまされないリスクがたくさんあること、まずそれを認識しておくことから。

    備忘録
    ・2015年問題→中国、台湾、韓国、シンガポール、香港、タイの人口ボーナス終了
    ・実効為替レートでみれば円高ではない→だから何か?対象通貨に対する円高で交易条件悪化は避けられているのか?
    ・日銀には「勝ち(=財務省の金融緩和要請を跳ね返し、金融引き締めを行うこと)」という隠語がある。今もそうなら少し悲しい。
    ・日本企業の法務体制はボロボロ
    ・コスト削減目的でアジア進出→リードタイム伸長→在庫増→運転資金増→コスト増
    ・地場に現法を土着させるには、一人で意思決定出来る社長が必要
    ・「アジアの成長を取り込め」の残念なパターン。具体性無し、人口経済学の観点欠如、そもそも経営力なし(サラリーマン社長に多い)

    そんなとこ

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