花 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 甘美で情緒的な文章。
    花を用いて人の感情を描いている。
    3分あれば読める。よくわからない花が出てくる。

    好きなもの、いずれ飽きるもの、誰かの嗜好。

    愛されては捨てられる。また誰かに愛されては捨てられる。
    虚しさはあるが、悲観は無い。

    ありふれたものこそ、長く愛されているもの。

    読了。

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著者プロフィール

(くぼた・うつぼ)1877年長野県生まれ。歌人・国文学者。本名は通治(つうじ)。東京専門学校(現在の早稲田大学)文学科卒業。太田水穂、与謝野鉄幹、高村光太郎、水野葉舟らと親交を持つ。その短歌は、ありのままの日常生活の周辺を歌いながら、自らの心の動きを巧みにとらえ、人生の喜びとともに内面の苦しみと悩みをにじませて、「境涯詠」と呼ばれる。1920年から朝日歌壇の選者、早稲田大学国文科講師を務める。のちに同大教授となり、精力的に古典研究を行なう。1943年、芸術院会員、1958年、文化功労者。1967年逝去。全28巻+別冊1の全集(角川書店、1965~68)がある。長男は歌人の窪田章一郎。

「2023年 『現代語訳 源氏物語 四』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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