室町幕府論 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社 (2010年12月10日発売)
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本棚登録 : 86
感想 : 11
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『麒麟がくる』からの遠い連想で久方ぶりに再読。なかなか面白かった(要するに覚えてなかったということですが)。
延暦寺の立ち位置とか義満の成り上がり振りとか色々ポイントはありますが、やっぱり朝廷(もっと言えば天皇)の存在は、日本土着の信仰に繋がるんですかなぁと改めて思った次第。
義満も信長も誰もが「滅ぼす」ということ自体を考えていないことからも、その存在の異次元さが判ろうというもの。摩訶不思議ではあるけれど、信仰と考えれば腹落ちします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月13日
読了日 : 2021年3月13日
本棚登録日 : 2021年1月6日

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