特攻――戦争と日本人 (中公新書 2337)

著者 :
  • 中央公論新社 (2015年8月24日発売)
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本棚登録 : 156
感想 : 17
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一方的な見方を一方的な見方で修正しようとした感じで少々残念。この手の本はどんなに周到にしているつもりでも著者の思い入れがどうしても表出するもの、その意味でもったいないと思う。
それにしても特攻を巡る疎外態のおぞましさはまさに戦慄モノ。まだ100年も経たない紛れもない事実が自分の生活する国の歴史に存在することをやっぱり強く意識しないと。例えば北方面がどうとか言って優越感を煽ってる場合じゃない、似たようなもんだったんだと思うんですがね、当方は。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年11月4日
読了日 : 2015年11月4日
本棚登録日 : 2015年10月1日

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