無限のドリフター 世界は天使のもの (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2013年5月10日発売)
3.29
  • (2)
  • (3)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 5

日刊リウイチさんとかで紹介されてたわりに電撃の売り込みが薄いというか投げやりな感じなので気になって購入。おかげで探すのは大変でしたけど。
続きは読んでから。
ということで感想。
SF読むの好きなんですね。どうでもいいけど、ハインライン社はやめておいた方が(もう遅い)。でSF好きなんだけど、あまり、社会がどうなってて、それ故にガジェットもこんなものがあって、みたいな設定については、あまり緻密に考えるのは得意じゃない、むしろ、情景ごとに読者が覚える印象が重要というか。それは、センス・オブ・ワンダーとも違う何かで、どっちかというと、ラッセンなんかの絵を見ての感想なんかと同種のものじゃないのかなと思います。後書き、ファンタジーのような、と書かれているのは、御自身そういうものを志向されているということかと思うんですが、そういうものをファンタジーというのは、表現の誤りで、厳しい人にはカテゴリーエラーとか言われちゃうので要注意ですよね。
むしろ、私としては、死者の花の中の社会みたいなものが気になっちゃいましたけど(イーガン的な設定が接続されちゃうみたいな)そうは展開しないのでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年5月26日
読了日 : 2013年5月29日
本棚登録日 : 2013年5月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする