私は江戸川乱歩賞とかこのミスとかサントリーミステリー大賞なんかの
受賞作品から乱読することが多いのですが
これは昨年の日本推理作家協会賞受賞作。
先日この著者と知り合ったので読んでみました。
淡々と過去からの盗作の歴史がつづられているのですが
びっくりするほど自分が知らなかったことばかり。
へーとかほーとか思いながら読みました。
大藪春彦とか山崎 豊子とか井伏鱒二らの盗作スキャンダル、有名な話なんやねえ。
文学を芸術と捉えると、絵画の世界ではオマージュという言葉から広がる作品も
多々あるわけで、剽窃との境界線って難しい。
でもミステリーのトリックの盗作!あれだけはやめてほしい!
オリジナルを読む際の面白みが激減しちゃうんだよー
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年10月29日
- 読了日 : 2010年10月29日
- 本棚登録日 : 2011年10月29日
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