孤独が人生を豊かにする

著者 :
  • あさ出版 (2017年5月26日発売)
3.64
  • (5)
  • (8)
  • (6)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 90
感想 : 11
5

著者の言う一流の孤独になれるように日々頑張ろうと思えた。 


<一流の孤独>
自分の前を走っていて自分の話が通じる先生を持っている。
1人でいることが全く恥ずかしくない。
レストランで一人で食べている人をカッコいいと思う。
自分が一人で好きなことをさせてもらっている代わりに、周りの人にも迷惑をかけないようにする。
パーティーも一人で行く。
自分が心地よいコンフォートゾーンを抜け出して、一人でアウェーに行ってブーイングを浴びれるリスクを背負える。
理解できない人が好き。
「いいね」と言わない人と話す。
独断と偏見で作られた相手の価値観を認める。その際、「きっと面白いんだろうな」と思う。
大勢の理解者を求めない。
間違った意見があると「へぇー、そんな考え方もあるのか」と聞いていて楽しい。
自由。
好きなものを探さない。
無表情にならずに表情豊かにいられる。
悪口を言われると嬉しい感情が湧く。なぜなら「やっぱ違うだろう」「理解できないでしょう」という自己肯定感に繋がるから。
自己肯定感が高い。
反対意見を言われても反論しない。
信頼している人がいる。
結果ではなくプロセスを共有する。(例えば、試験に受かろうではなく、一緒に勉強しようと言う。)
ひとりぼっちでいさせてくれるだけで満足する。
自分の弱さを知っている。それゆえ相手の弱いところも許せる。
全てを自分で選び、その責任を負う。
一人でないと味わえないものをきちんと味わえる。(友達など)

孤独感を感じない。
成長の悲しみを知っている。
自発的な孤独(誰かと一緒にいるのも嫌いではないし、一人でいることも嫌いではない状態)。
ひとりぼっちでも礼儀正しく社交できる。
他者に対して心が広くて、よく人の言動を受け入れる。
別れが怖くない。
周りの人たちの大半は敵でも味方でもないと考えられる。
知らない人ともナマで話せる。
同じ場所に居続けることはなく、変化する。
自分をすべて理解されてしまうことに、むしろ寂しさを感じる。
本来はムッとするようなところでムッとしなくなる。
付き合いは一生付き合っていくことが前提。
価値観の違う人と話して価値観の違いを楽しむ。
全てのものに対して、なんか良い所を見つけ出す。自分にぶつかってきたものを好きになる力を持っている。
許すことができる。許せないところでも良い所を探そうとする。
孤独を恐れないことで成長し続ける。
他の人によって傷ついたりしない。
自分の人生の目標との格闘で傷だらけになっている。
スルーできる。
一人でいる時は自分と対話し、誰かといる時は相手と会話する。
少数派も多数派も攻撃しない。(色々な人がいていいと考えるから。)
誰も攻撃や否定をしないで、すべて肯定する。
嫌いな人からも学ぶ。


<二流の孤独>
さみしがりや。
レストランで一人で食べている人をみっともないやかわいそうだなと思う。
逆ギレして周りの人たちに対して横柄になる。
関心を持たれないことが怖い。
自分の弱いところを直そうとする。

結果として孤独になった受け身としての孤独。
寂しいからという理由で恋人を作る。
人と付き合う礼儀を知らないからひとりぼっちになってしまう。
去る人を追いかけてしまう。
みんなと付き合えないから一人でいる。
自分の周りにいる人たちを敵か味方で分ける。
知っている人とネットで話す。
自分が心地よいコンフォートゾーンの中に閉じこもっている。
変化を恐れる。
同じ価値観の人としか話さない。
自分が正しく、あの人が間違っていると考える。
自分に余裕がなく、自分の価値観を他者に押し付ける。
部屋に閉じこもる不自由さがある。
好きなものを一生懸命探し、ウロウロキョロキョロする。
トライしない。
大勢の理解者、ファンを求めようとする。
論破しないと気が済まない。
出会いを求めて何かをする。


<その他>
お互いがすべて知ってしまうと、少しでも違うところが出てきた時に、関係がそれ以上続かなくなる。だからすべて理解しようとしなくて良い。
人生において、孤独をとるか成長をとるかという別れ目がある。孤独・成長を取ろう。成長には必ず孤独が伴う。
一生懸命何かをすることで出会う。だから今を一生懸命に生きよう。
本当に出会えるのは、出会いを忘れた時。
好き嫌いと学ぶ学ばないは関係ない話。
凄い人は必ず若い時に孤独な時代を経ている。
人間は迷惑をかけずに生きていくことはできない。
人のありがたみに気付けることが大人になるということ。
去る者は追わず、来る者は拒まず。
みんなと同じではつまらない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月21日
読了日 : 2022年2月16日
本棚登録日 : 2022年2月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする