あの日の君に恋をした、そして (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2019年3月23日発売)
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本棚登録 : 186
感想 : 9

父と息子のとりかえばや物語。2032年12歳の嵯峨ナツキは従姉妹の麻百合を庇って車に跳ねられ川の底へ。気が付くとそこは2002年の秩父。同じく12歳だった父親である愁と心だけが入れ替わってしまう。そこに居合わせた同級生の緑原瑠衣と、いつしか心を通わせるようになり。。。時を超えた恋愛物語は切ないながらも、綺麗にまとまっていてとても良い。本作がナツキ視点ということは、もう一方は愁の視点で語られるのかな。きっと麻百合との物語なのだろうな。「あの日の君」はきっと瑠衣。「そして、その日まで君を愛する」を読もう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月10日
読了日 : 2019年4月8日
本棚登録日 : 2022年11月10日

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