初めて表紙のイラストを見たときには衝撃が走りました。いつも飄々としている小田島薫。そんな彼女の内側に、これほどまでに歪んだ表情をさせる激情が秘められていたとは…。家族との関係性と弓弦への気持ちの両面からグチャグチャになる薫の心の動きに打ちのめされた今回でした。そして全てを理解していそうな藍衣は一体何を考えているのだろうか…。読書部の幽霊部員である名越先輩が存在感を出してきて、この先彼女が物語にどう絡んでくるのかが気になります。続きがとても楽しみです。
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- 感想投稿日 : 2022年11月3日
- 読了日 : 2021年11月27日
- 本棚登録日 : 2022年11月3日
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