その終末に君はいない。 (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版 (2020年1月28日発売)
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感想 : 1

高2の伊織は友人和佳と交通事故に遭う。病院で目覚めた伊織は和佳と入れ替わり、和佳は伊織として死んだことに衝撃を受ける。和佳として生きることになった伊織のもとに、ある日同級生の佐島が入れ替わりを指摘、伊織の記憶は消えることになると宣告。やがて伊織の中に和佳の記憶が混ざり始めて…。入れ替わりの謎を追うファンタジーミステリであるとともに、『生きる』ということについて考えさせられる物語でした。謎の全てが明かされる最終章には、ああそういうことかとちょっと震えがきました。総じて素敵な小説で、映像化しても良さそう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月4日
読了日 : 2020年2月12日
本棚登録日 : 2022年11月4日

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