佐藤賢一が講師となり、「モンテ・クリスト伯」のあらすじや時代背景、そしてアレクサンドル・デュマの破天荒な人生を紹介する内容。
既読の人にとってはあらすじ部分がやや退屈かもしれませんが、時代背景や小説家ならではの視点での解説が加えられています。後半は作品というよりデュマの評伝といった感じ。
1860年版「モンテ・クリスト伯」の挿絵がわりとたくさん引用されており、これを見ているだけで既読ファンも楽しめると思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2013年5月9日
- 読了日 : 2013年5月9日
- 本棚登録日 : 2013年5月9日
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