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西沢立衛のプロジェクトを対談形式で紹介された本。
収録建築は十和田市現代美術,豊島美術館,軽井沢千住博美術館,小豆島の葺田パヴィリオンの4つ。
印象に残った文章が二つあり、豊島美術館と軽井沢千住博美術館についてのインタビューの文章。
豊島美術館
「建築もアートも人間が作り出したものですから、いわば人口的なものなのですが、そういう人工的創造によって、ある自然な状態みたいなものを目指してもいる。」
軽井沢千住博美術館
「コンセプト的には良さげだったとしても言葉上では素晴らしかったとしても実際の空間の素晴らしさを想像できない場合はその案は捨てる。」
この二つは西沢立衛が建築を設計する上で一貫して思っていることのように思えた。ある自然な状態を目指すことに関しては妹島和世も考え方が似ており、それに影響された石上純也も自然と建築について試行錯誤している。
読書状況：読み終わった
公開設定：公開
カテゴリ：
建築
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- 感想投稿日 : 2022年6月5日
- 読了日 : 2022年6月5日
- 本棚登録日 : 2022年6月5日
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