年末年始、そして陸の受験と更に忙しい毎日。陸の合格祈願に“安産祈願”を買ってくる皐月はお約束です。しかし…壱也さんと陸の母親が同じだって言うのは1巻で言われていましたが、5人も母親がいたとは…どんな家庭事情だ……。そりゃウサミミだったり烏に変身できたりする人もいるからその方が普通だけども…うーん。其之28 『突撃! 水野一葉』。前回の神楽院に巻き込まれて異界(ヤマト)に来てしまった水野さんが、改めて異界にやってくる話。陸、果梨さんのこと好きだったんだ…気づかなかった…。そして水野さんの涙に動揺して荷物を落とす皐月…可愛いです。いやきっと昔の陸と重なってしまって本人にとっては大変なことなんでしょうが…うん可愛いなぁ。彼女が何て言っているか知りたいために、日本語を覚えようかなと口にしたりして…お互い言葉が分からなくて分からんと口論している2人を見るのも楽しいですが、片言の日本語で変なこと言って、ここはこうだってと水野さんに怒られながら教えてもらえば良いと思います。其之31 『あけまして窃盗団』。取り乱している澪が可愛すぎです。だいじなものとか袋につめて金庫を縄でぐるぐるに締め付けていたり、必死の形相で戸締りしたり、壱也さんゆすったり、泡吹いたりと…澪の守銭奴っぷりが見れます。其之33 『突撃ウサミミ魔法都市』。イチミミさんがかっこいいです。其之34 『石の記憶』。皐月の眼帯に隠れる右目の話。皆を1つにつなげた、大事な傷。それは本当、陸を見つけ出すと決意した皐月にとって証のようなものじゃないかなと思いました。
- 感想投稿日 : 2007年10月27日
- 本棚登録日 : 2007年10月27日
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