竹中式 イノベーション仕事術

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年5月11日発売)
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安易な勝ち負け論に屈しない強い力
自分で自分をプロディースする。
10年後の履歴書→自分が何をしたいのかを明確に→スケジュールを逆算
原稿用紙1日3枚→昼休みにネタ集め,仕事の合間に下調べ

肉体改造「貧血になって半人前,ゲロを吐いて一人前」
老害をたくさん見てきた→ある一定の年齢になったら公的なポジションからは一切身を引く。
アメリカ「月に人をおくる」 目標があれば暇だと思う時間はない。
熱い心→変人でも愛すべき人
経済の分野 ひとつのテーマに5年間本気で打ち込めば,5年後には5本の指に入る。
所得の格差も大きくなく,全ての国民に挑戦の可能性
CEO「自分の好きなことを仕事に選んだから」

○○政策学部→増えてきた4文字学部

地震の3分後には津波警報,列車にブレーキ→できるのは日本だけ

常に目的関数を見抜け→意思決定はデジタル(1又は0)
企業→収益の最大化,取引先との関係を良好にする。
政治家→特定郵便局長からの票の最大化
官僚→影響の最大化
人は驚くほどシンプルに自分の目的関数に従って行動
小泉総理→歴史小説,歌舞伎,オペラ→様々なことをケースとして常に考え続ける。

ネットバカ→バカは相手にしない。ネット=人間の奥底にあるダーティーなものを出してしまう。
ある程度自分で量をこなして勉強しなければならない。
情報源は複合的(プルラル)であれ。

常に考えている状態→構造やメカニズムのイメージ→「きっとこうなるに違いない」

古典を読む。
1776アダム・スミス「国富論」→重商主義(貿易黒字を増やす)を批判
1798ロバート・マルサス「人口論」
カール・マルクス「価値を生むのは労働。労働者に支払われるのは最低限の生活分のみ。その他は資本家に搾取される。」→大恐慌で資本主義は崩壊する。
ジョン・メイナード・ケインズ「大恐慌と失業。政府支出による財政政策が有効」
ハイエク「政府が力をもつのは間違い。ヒトラーを生み出したから」
ミルトン・フリードマン「政府の助けは不要」

結合力→イノベーション 日頃のメモを見ながら,良いアイデア。

サンクコスト(埋没費用)→あなたのサンクコストはそれほど大きくない。

政策投資銀行の民営化はもう不可能
ジェフリー・サックス「民営化・市場化は一気に徹底的にやらないとダメです」

「今日,浪費した時間は,明日の時間を借りて埋め合わせよう」→できない

韓国 アジア通貨危機→選択と集中 サムスン=電気機械 現代=自動車

厄年→科学的根拠?一社会人の直感として,統計的に人の体の変化をとらえている。

肩書きにハイフン(二つの肩書)
結果に恋々とするな,達観しろ。

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感想投稿日 : 2013年12月8日
本棚登録日 : 2013年12月6日

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