桜の木の見える場所 (児童単行本)

  • 小学館 (2019年11月20日発売)
4.14
  • (7)
  • (10)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 87
感想 : 13
5

 徐々に目が見えなくなってゆく病気のマファルダは、いつ暗闇が訪れるのか不安でたまらない。両親には心配をかけたくないから強がっているけど、その時が来たら大好きな物語の主人公のように、桜の木の上でずっと一人で暮らそうと考えていた。
 そんなマファルダの支えになってくれたのが、学校の用務員のエステッラ。彼女はマファルダに「あなたにとって不可欠なものを見つけなさい」と言った。マファルダには、まだそれが何なのかわからなかった。


 著者も同じ病気であり、願いごとの一つが本を書くことだったそう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: YA
感想投稿日 : 2020年2月13日
読了日 : 2020年2月13日
本棚登録日 : 2020年2月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする