ユミの父方の祖父ソールが、余命5、6ヶ月と宣告された。
両親の離婚後、ユミは毎週土曜日に、父親と一緒にソールの家に行っていた。
ソールのことが大好きなユミ。
ソールに寄り添ったら、涙があふれてきて止まらなくなった。
「ソールの人生に起きたことをぜんぶ知りたい」
サーフィンが好きで、学校のオーケストラでクラリネットを吹き、
友だちもいて、今が一番幸せなとき。
時間が止まれば良いのに。
でも、自分の思うようにばかりものごとは進んでいかない。
オーケストラの存続の危機、母親の再婚、引越し、そしてソールの病気。
ソールの人生を聞きながら、ユミは一つ一つの壁に向き合っていく。
ソールの奥さんは日本人。
日本人の勤勉さや日本の美しさもソールは語ります。
親近感がわきます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
YA
- 感想投稿日 : 2011年8月15日
- 読了日 : 2011年8月13日
- 本棚登録日 : 2011年8月13日
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