本書は、主にPower Pointでのプレゼン資料作成のポイントをテーマにしたものである。
本書の姉妹書『説得できる文章・表現200の鉄則』を読んだが、それより本書はためになった。
どのような点でためになったかといえば、『文書』の方は、あれこれ守備範囲を広げすぎ、ポイントがぼやけていたのに対し、本書は、PCで作るプレゼン資料をどのようにすれば見栄えよく、見る人に分かりやすく見せられるかという点に絞っており、趣旨が明確だからである(私自身がこの2冊にそのようなことを期待しており、その期待に合致しただけという側面も否めないが)。
本書そのものが、プレゼン資料として非常に分かりやすく、名は体を表すとはことのとと思える出来栄えである。
具体的なサンプルも多数掲載されており、実務上プレゼン資料を作る必要がある人は、一読するとためになることが多いと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
プレゼン術
- 感想投稿日 : 2009年6月1日
- 読了日 : 2009年6月1日
- 本棚登録日 : 2009年6月1日
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