説得できるプレゼン・図解200の鉄則 - 読み手がうなるデジタル文書はこう作る

  • 日経BP (2001年2月26日発売)
2.89
  • (0)
  • (2)
  • (21)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 127
感想 : 6
4

本書は、主にPower Pointでのプレゼン資料作成のポイントをテーマにしたものである。
本書の姉妹書『説得できる文章・表現200の鉄則』を読んだが、それより本書はためになった。
どのような点でためになったかといえば、『文書』の方は、あれこれ守備範囲を広げすぎ、ポイントがぼやけていたのに対し、本書は、PCで作るプレゼン資料をどのようにすれば見栄えよく、見る人に分かりやすく見せられるかという点に絞っており、趣旨が明確だからである(私自身がこの2冊にそのようなことを期待しており、その期待に合致しただけという側面も否めないが)。
本書そのものが、プレゼン資料として非常に分かりやすく、名は体を表すとはことのとと思える出来栄えである。
具体的なサンプルも多数掲載されており、実務上プレゼン資料を作る必要がある人は、一読するとためになることが多いと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: プレゼン術
感想投稿日 : 2009年6月1日
読了日 : 2009年6月1日
本棚登録日 : 2009年6月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする