逝ってしまった君へ

  • 小学館 (2021年6月30日発売)
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本棚登録 : 299
感想 : 30
5

「とんでもない本に出会ってしまった」と思った。
衝撃が大きすぎて、感想を綴るのに読了からしばらく時間がかかってしまったくらい。

遺された人の悲しみ、後悔、願い。
「君」の優しさ、思い出、そして「自ら逝く」ことを選択するまでの葛藤。
どちらも痛いほど伝わり、胸に響き、共鳴した。
本書は「君」への手紙として綴られた作者の思いが形になったもの。
現実の世界に起こったことだからこそ、言葉のひとつひとつが鮮明で、香りたってくるようだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年1月29日
読了日 : 2022年1月14日
本棚登録日 : 2021年7月30日

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