「とんでもない本に出会ってしまった」と思った。
衝撃が大きすぎて、感想を綴るのに読了からしばらく時間がかかってしまったくらい。
遺された人の悲しみ、後悔、願い。
「君」の優しさ、思い出、そして「自ら逝く」ことを選択するまでの葛藤。
どちらも痛いほど伝わり、胸に響き、共鳴した。
本書は「君」への手紙として綴られた作者の思いが形になったもの。
現実の世界に起こったことだからこそ、言葉のひとつひとつが鮮明で、香りたってくるようだった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月29日
- 読了日 : 2022年1月14日
- 本棚登録日 : 2021年7月30日
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