ダレン・シャン 2 (小学館ファンタジー文庫)

  • 小学館 (2006年7月15日発売)
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感想 : 72
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親友の命を救うために半バンパイアとなったダレン。
いつか家族や友達の血を吸ってしまうかもしれないことを畏れたダレンは、自分を半バンパイアにしたクレプスリーの元へ行き、旅に出ることにした。

でも、ダレンが心に決めたのは、絶対に人間の血を吸わないということ。
極力動物の血も吸いたくはないのだが、そうすると死んでしまうので、必要最低限の血だけをいやいや飲むダレン。
しかし人間の血を吸わないと早々に死んでしまうとクレプスリーは心配する。

家族と別れ、友達をつくることのできないダレンは、クレプスリーとサーカスに戻った時、ついに友達ができる。
へびおとこのエブラ。
そして、サーカスに入りたがっていた少年、サム。

サーカスの裏方仕事をするリトル・ピープルたちと、彼らを支配するミスター・タイニー。
ミスター・タイニーはいずれダレンと対立するような気がするが、どうだろう。

環境保護団体グループのメンバーがサーカスを見に来たことにより、大事件が起こる。
ダレンはまた一つ大切なものを失うことになるが、ダレンの忌み嫌う行為によってその存在はダレンの中で生き続けることになる。

1巻よりもダレンの心の動きに納得できる。
ダレンの哀しみや喜びが自然なので、1巻のときよりダレンに好感を持てた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月5日
読了日 : 2022年9月5日
本棚登録日 : 2022年9月5日

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