となりのアインシュタイン

著者 :
  • PHPエディターズ・グループ (2004年8月1日発売)
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感想 : 12
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子ども向けの相対性理論の本。
章のタイトルはそれぞれ「光のきもち」「たましいの重さ」「鏡の中のひかり」「虹の彼方」「時間の環」「宇宙の蜃気楼」「時空の檻」「はじまりの前、無限の向こう側」
身近なところからだんだんスケールが大きくなっていきます。

しかし、何冊も初心者向けの相対性理論の本を読みましたが、やっぱりこの本を読んでも難しいです。
『双子のパラドックス』や『ウラシマ効果』くらいまではなんとなくわかるんだけど、量子力学はやはり簡単には理解できないなあ。

でも、私たちの住むこの世界は、身近なところから、遠く離れた宇宙の果てまでひとつながりで繋がっているというのは、心が大きく広がっていく心持ちになります。

”宇宙”という言葉は『淮南子(えなんじ)』という書には

四方上下
これを宇といい、
往古来今
これを宙という

と書かれているのだそうだ。
つまり、縦横高さ、古の昔から来るべき未来までを”宇宙”

大きな世界を感じたところで、もう一回読もう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月7日
読了日 : 2023年11月7日
本棚登録日 : 2023年11月7日

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