失われたカッバ-ラ「陰陽道」の謎: 祭司レビ族が仕掛けた光と闇の呪術を最奥義「生命の樹」で解き明かす!! (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス 97)

  • 学研プラス (1998年11月1日発売)
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 オカルト雑誌「ムー」の5代目編集長三上丈晴さんのPNである「三神たける」と漫画家飛鳥昭雄さんの共著。同じようなシリーズで沢山本が出ています。
 他の本の内容と若干重複するところもありますが、本書は旧約聖書の記述と、古事記の内容の類似点や、現代まで伝わる陰陽道や神道の行事と、ユダヤ教に古くから伝わる「カバラ」の共通点などを提示して、古代ユダヤと日本の関連性を読み解く本になっています。
 創世記のアダムとイブの話と、古事記のイザナギ・イザナミの話はよく似ていると思っていましたが、同じ7日目ということや、キリストが死んで岩戸の中に安置され蘇った話と、天照が岩戸に隠れた話も類似点があり、なかなか興味深い話だった。
 最後の方は少しだけ力技な論もあるような気がしたけど、それはそれでロマン溢れる話で面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年6月29日
読了日 : 2023年6月23日
本棚登録日 : 2023年6月23日

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