「アドルフ」を読んだのは高校生時代だったが、当時は作者の経歴など飛ばし読みしていたので、フランス革命からナポレオン時代にかけて、コンスタンが政治的に活躍していたことを、本書で初めて知った次第である。
革命による共和制体制が帝政に、さらに王政復古へ、という激動の時代にアクチュアルに切り結んだ論考が収録されている。
「近代人の自由と古代人の自由」は、短い論説であるが、コンスタンの基本思想のエッセンスであり、先ずはこれを読むことをお勧めする。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月18日
- 読了日 : 2020年5月17日
- 本棚登録日 : 2020年5月17日
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