上智大学総合人間科学部教育学科教授奈須正裕先生が書かれた本です。
第一章 子供の視点に立って教育課程を編む
第二章 資質・能力を基盤とした社会
第三章 知識基盤社会と社会に開かれた教育課程
第四章 各教科の特質に応じた「見方・考え方」
第五章 主体的・対話的で深い学びの実現
「学校に残された唯一の道は、その教育原理を内容中心から資質・能力を基盤としたものへと転換し、新たな存在として再生すること」(105ページ)
今回の学習指導要領改訂の背景、基盤となる考え方について、例をあげながらわかりやすく説明しています。
知識基盤社会を生きる私たち一人一人が、教育について考えるべきではないかと思います。みなさんにおすすめしたいです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月19日
- 読了日 : 2020年5月19日
- 本棚登録日 : 2020年5月19日
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