天は赤い河のほとり 4 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (1996年3月1日発売)
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感想 : 9

ヒッタイト帝国とミタンニ王国の国境の境目、キッズワトナ国での戦いから。
夕梨の持ち前の正義感と剣術が役立ち、ミタンニ市民を味方につけ、ヒッタイト帝国は勝利を収める。また、誘拐騒動も夕梨の嘘のおかげで鎮火。彼女はこの辺りから機転を利かせて行動していくようになったように思う。そして製鉄法をモノにしたヒッタイト帝国は本格的にミタンニ王国を滅ぼすため動き出す。数年かかると予想される長期戦を夕梨のために10ヶ月以内に終わらせるって、カイル頑張るなあ。でもその時に別れる気さらさらなさそう(笑)お互い好きすぎるもんね。ミタンニ討伐に向け、カイルの軍の部隊長、カッシュ戦車隊長、ミッタンナムワ歩兵隊長、ルサファ弓兵隊長の登場。終盤まで活躍する重要脇役たちです。ルサファが夕梨のマントにキスする場面、完結まで本作を読み終えた読者は少し涙腺緩むに違いない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画(作者さ行)
感想投稿日 : 2015年2月23日
読了日 : 2015年2月14日
本棚登録日 : 2015年2月23日

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