文壇アイドル論

著者 :
  • 岩波書店 (2002年6月27日発売)
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本棚登録 : 158
感想 : 21

一気に読みました。村上春樹、俵万智、吉本ばなな、林真理子、上野千鶴子、立花隆、村上龍、田中康夫について分析。「物書き」が「文壇アイドル」になっていった時代背景を、作家の作品や他者レビューなどを交えて解読。読んだことのない作家の話であっても、飽きずに読めます。
このなかで故人なのは現時点で立花隆だけ。追悼番組を見ましたが、本書で齋藤美奈子さんが浮き彫りにした点は言及されていなかったと記憶。
他の作家についても、新たな視点で見ることができるようになると思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月19日
読了日 : 2022年8月19日
本棚登録日 : 2022年8月17日

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