95ぱーくらい読んだ。
姉が母になって、ちゃんと読んでみたくなった。毎日甥っ子はかわいくて仕方なくて、仲間が増えたことがこんなに幸せなことなんやって、日々つよく思う。一方で、出産後の悪露や全身の肌荒れ、ヘルペス、口内炎、幸せそうに笑うけれど、身体にガタが出てきている。毎日ストレスで弱りゆく。でも、赤ちゃんが家にいることはまぎれもなく奇跡で、本当に幸せなのだ。
希望と絶望が同居している。そんな姿をみているのでより辛い気持ちになった。
親になった後悔と、こどもを産んだ後悔はまったく別の話ということ。やっと腑に落ちたなあ。そして本の中でも基本的にこの話をしている。子どもを産んだ人と産まない人で、産んだ人たちは社会に貢献しているみたいな同調圧力が常にある。
こどもはかわいいし触りたいしだいすきだが、なぜわたしが親にならなきゃいけねーんだよって思う。覚悟なんて一生できんけん、もう流れに任せるしかないんやけど。子どもがいつかほしいとか願望はわかるけどさ、それを強要することは罪だよ
じぶんの身体から産むわけでなくて、何も失わないからそんなことが言えるわけで。
何度もいうが、子どもは尊い。でも、出産というイベントを通して母親がどれほどの命を奪われることになるのかを、知らないで簡単に子どもが欲しいという人が多すぎる。ちゃんと勉強してから言えよ
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年1月20日
- 本棚登録日 : 2023年1月20日
みんなの感想をみる