狼陛下の花嫁 1 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2009年12月4日発売)
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本棚登録 : 983
感想 : 85
4

これの何が大好きかと言いますと
ヒロインがとことん普通の人
なんか霊力があるわけでもなく
なんかの高貴な血筋でもなく
オカン的な普通の幸せを大事だと思ってる凡人。

軍部掌握して、贅沢、後宮も興味無く国民の為ひたすらに臣下の尻を叩く。まるで古代中国にいそうな名君である。

この陛下の40すぎのオッサンのような信頼感があるから
こちらは純粋にヒロインを愛でる事が出来る。
なにせ陛下はヒロインのオカンのような
抱擁力に心の風穴を埋めて欲しい訳だから。

白泉社の中華風ファンタジーで、これが一番好きなのは
中二キャラが居なくて、みなさん利害で動いてるトコかな。ちょっとリアル系な世界だからこそ
平民なヒロインが王妃になっちゃうのアリなんです。

まだ画も話も拙いとは思うけど、
この雰囲気は貴重( ・∇・)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年3月26日
読了日 : 2020年3月26日
本棚登録日 : 2020年3月26日

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