夜に駆ける YOASOBI小説集

  • 双葉社 (2020年9月18日発売)
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感想 : 107
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『第一章 夜に駆ける』
(星野舞夜『タナトスの誘惑/夜に溶ける』)
MVみてて、「まさか〜」と思っていたけど、そのまさかの死に関わることだったなんて!
読みながら、少し鳥肌:(´ºωº`):
そして、急展開!
曲と同じくテンポよすぎておもしろかった!


『第二章 あの夢をなぞって』
(いしき蒼太『夢の雫と星の花』)
ええ、もう、なにこれ!!
きゅんきゅんするっ。
女の子(双見楓)目線の歌なんだろうなと思っていたけど、男の子(一宮亮)目線がメインじゃないか!!って思った。
『君の名は。』を思い出させるような、青春×きゅんきゅん×ファンタジーですごいすき(❁'ω'❁)
一宮くんに話しかけられて嬉しいのに素直になれない楓ちゃんが可愛くて、もうきゅん×2!!
そして、楓ちゃんの浴衣めっちゃ好き(^^)♡
一宮くん、10年も前から予知していたのね。予知していたから好きなのではなくて、気づいたら好きになっていて一つ一つ頑張る一宮くんがほほえましくて、すごいニヤニヤした(´﹀`)
亮くん(←呼び方安定しないw)パパがお茶目でいいキャラすぎて、よき!!!
そして、双見家の巫女に仕えていた先祖をもつ鈴木さんも素敵な人ですきだなぁ。千年前の昔話が切なくて、でも綺麗ですき。

楓ちゃん、亮くんの感じ方とかが共鳴してるところもいい。

ぜひ、アニメ映画作って欲しいです!


『第三章 たぶん』
(しなの『たぶん』)
主人公の女の子の1人で心の中でずっと喋ってるの、なんかすき(笑)
多分、気まずく別れを迎えた2人だけど、「あれ?より戻せるまではいかんけど、友達としていい雰囲気なんじゃない?」感がよきなんだけど、結局「さよなら」なんだね…切ない。
MV見返したらおお!って理解が深まる。
MV初めてみた時は、不思議な世界観だなぁ〜と思ってたけど、読んでからだと理解が深まって楽しい♬︎
最後、埃がキラキラしてるの細かいっ!!


『第四章 未発表曲』
(水上下波『世界の終わりと、さよならのうた』)
世界が終わってしまうっていう内容なのに、なんか少し爽やかな、優しい、ほほえましい気持ちになる話。
音楽について詳しくないから、少し想像しながら読んでいて、2人で楽器を弾いているのがほほえましかった♬︎


第一章から三章までのを、しっかりMV見返そう!って思った!
また感じ方とか、新しい発見ができて楽しい♬︎
サクッと読めるのもよき◎

*****

(2021/01/18追記)
『第四章』は、アンコールなのね!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月1日
読了日 : 2020年12月1日
本棚登録日 : 2020年10月2日

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