中編二本、仮面一般人実はスリの常習犯が、裏社会の本気モードにびびる話、もう一話は学歴、定職コンプの青年が町金の借金返済の為薄暗い飯屋のバイトに飛びついたら、何か色々あって、最後はまあまあハッピーエンド?みたいな。
どちらも読後感は悪くなかったが、後ろの話の方が楽しく読めた。多分主人公が直接犯罪に係わっていないのと、とにかくご飯の描写が美味しそうすぎたから。高級じゃなくてわりと普通のメニューなので何となく味が想像できてしまうのが美味い。いや上手い。(うまいこというたった)
…ごめんなさい。
冴えない日常にちよっとしたスパイスを、系な話。誰かに聞かれたら面白いよ!と普通に紹介できる一冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
読み物(日本)
- 感想投稿日 : 2014年11月2日
- 読了日 : 2014年11月2日
- 本棚登録日 : 2014年10月24日
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