高野文子さんの作品はいつも唐突、そして独特の浮遊感がある。本書も特に説明なくはじまり、意思の強い「わたしたち」にぐいぐい押されるように進む。最後まで読み終わると、なんだか狐につままれたような、特別な時間を過ごしていたような気持ちになった。
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- 感想投稿日 : 2023年1月18日
- 読了日 : 2023年7月2日
- 本棚登録日 : 2022年9月11日
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