いずみさん、とっておいてはどうですか: こどもの時間のモノ語り

  • 平凡社 (2022年9月24日発売)
3.70
  • (5)
  • (11)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 155
感想 : 16
4

高野文子さんの作品はいつも唐突、そして独特の浮遊感がある。本書も特に説明なくはじまり、意思の強い「わたしたち」にぐいぐい押されるように進む。最後まで読み終わると、なんだか狐につままれたような、特別な時間を過ごしていたような気持ちになった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年1月18日
読了日 : 2023年7月2日
本棚登録日 : 2022年9月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする