初めての恋が実らず、家族にも理解してもらうことなど想像もできず、生涯もう二度と誰にも言えない秘密をひとり抱えていると思っていた。家族を持つこともできず仲間とも出逢えず孤独に死んでいくのだと枕を濡らす日もあった。そんな時、この本を読んで涙が止まらなかった。そこには、様々な当事者とその家族、カミングアウトをした者とされた者の想いが綴られていた。あの日の僕を救ってくれてありがとう。独りじゃないと知った今、読み返したら僕は何を思うだろうか。
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- 感想投稿日 : 2021年4月17日
- 読了日 : 2021年4月17日
- 本棚登録日 : 2021年4月17日
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