"バカミス"との評価が高い作品だが、なんかそこまでバカじゃないような...
「川が逆流する」という自然現象を使ったトリック、そして紐を括り付ける柱となる船を動かすというトリック、どちらも悪くはないが、"バカミス"というほどの突き抜ける意外さはなかったかな。
中盤で明かされる語り手が犯人という事実、そしてそれを著者自身が正当化するメタ的構造は割と好みだった。
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- 感想投稿日 : 2021年5月26日
- 読了日 : 2021年5月9日
- 本棚登録日 : 2021年5月9日
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