帯には「自己啓発本」とあったけど、一種の道徳本であり思想本だと思った。古今東西紀元前から語り継ぎ読み継がれてきたソクラテスやアリストテレスといった古代ギリシャ哲学とか孔子や老子の古代中国哲学…そういうのと同じ。新しくはない。ただ、古くから変わらない人生哲学は、時々読み直すことで自分の座標を正す。そういうのって案外大切なんじゃないかと思っている。
何冊読んでも「人間て変わらないな!」と思うし「自分成長しないな!」と思う。成長しないな!って思うくらいに、こういう本の効果は短い。だからいろんな角度から色んな著者の哲学を、時々読む。
忙しくて、「忙しい」を言い訳に自分の幸福を疎かにしないために読む本。
訳が美しいので、原文も載ってる版があってもいいかもー
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
紙の本(蔵書)
- 感想投稿日 : 2024年4月15日
- 読了日 : 2024年4月20日
- 本棚登録日 : 2024年1月12日
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