簡単に言うと親ガチャに失敗した少女の内面の成長の物語。
幼い少女の目を通して描かれる社会があまりに残酷で、何度も目を背けたくなった。
影のない父親を含めて男たちの人間性がどれもこれも悍ましいのだが、現実世界にも確実にこの手の男は存在するだろうという嫌な説得力がある。
母親の行動や描写に少し引っかかったが、おくれてるという表現で腑に落とされた。
この母の人生も読んでみたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月6日
- 読了日 : 2024年2月6日
- 本棚登録日 : 2024年2月6日
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