2022年6月号まで読みました。
浮き足立ってない落ち着いたバトルが新鮮で面白かったです!
隊員同士の信頼関係が既にあり、隊員の性格を把握して作戦を立てているため、戦闘中に全体が乱れるということがないのが新鮮です。
戦闘をここまで安心して読めるバトル漫画は他にないと思います。
トリオン体と緊急脱出という仕組みはまさしく発明だと感じました。
身を挺して守るという信頼関係を表す行為がここまでお手軽に出来るとは....
ただ死なないためのシステムではなく、死なないことがわかってるからこそできる最後の悪あがきに繋がるのも素敵だと思います。
キャラ数は多いけれど全員にバッググラウンドがあることを感じさせる書き方が上手いなと思います。なのでキャラについて知った後の2周目以降がとても楽しいです!
キャラの性格がとても大事なので、ある意味キャラ物のようにも思えます。
主人公は既に出来上がっている組織に入隊するのですが、その組織で既に隊員が作った造語や隊員同士のあだ名に対して一切説明がないので転入生のような気分を味わいます。読者にわざわざ説明されてない設定が1から100まであるのだろうと文脈でわかったりするのも面白いです。
上記のものの説明がなかったり、日常ターンが極端にないので、逆にキャラの実在性が高くなるのが巧妙だなと思います。
気づいたらワートリのことを考えています。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年6月12日
- 読了日 : 2022年6月11日
- 本棚登録日 : 2022年6月11日
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