少し未来の学校が舞台のお話。
クラスの中にガードロイドというアンドロイドがいて、常にクラスメイトの様子を監視している。
いったい誰がガードロイドなのか?なんでも完璧にできる彼女か?目立たないようにしている最後列の男の子か?もしも仲良しの友だちがガードロイドだったら、どうしよう⁉︎
誰だろう、誰だろうと考えながら読んでいく。誰もが怪しくみえてくる。いろんな可能性があるから。
もし自分がそんな学校に通っていたら、気が休まらないだろう。常に、何かで秀でてしまわないように気をつけたり、みんなに好かれるように気を遣ったりしなきゃならない。
でも…いじめっ子に目をつけられないように、ターゲットにならないように気が張っている今の学校と同じじゃないか…ふとそんな考えが浮かぶ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2021年3月10日
- 読了日 : 2021年3月10日
- 本棚登録日 : 2021年3月10日
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