50数年前に読んだ本ですが、改訂増補があることに気づきを改めて読んでおります。読み返しつつ、著者、服部正也さんの中央銀行職員としての見識の高さに、改めて、驚かされております。途上国での平価切下げが、どのような経路をたどり、一国の経済に影響を与えるのか、また、様々な財政政策(改革等)との併せ技としての通貨政策のあるべき姿を、大統領に語る部分は、圧巻であります。何処かの書評にありましたが、戦争中のラバウルでの経験値も生きているようです。読み進めつつ、先日読んだ、味の素グリーンベレーも思い出しております。★5ですね。
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- 感想投稿日 : 2024年4月30日
- 本棚登録日 : 2024年4月30日
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