ヤバい経済学〔増補改訂版〕―悪ガキ教授が世の裏側を探検する

  • 東洋経済新報社 (2007年4月30日発売)
3.59
  • (7)
  • (17)
  • (16)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 266
感想 : 17
3

【全般】
・世の中には、物事の因果が大きく取り違えられていることが多々ある。
【各論】
・KKKは自作暗号で仲間内でコミュニケーションをとって、外部の人間を恐れさせたが、会話内容はなんてことない意味のないことであった。⇒人はわからないものを過大解釈し、怖がる。
・テレビや新聞は毎日コンテンツを埋めなければいけないので、人騒がせなことをしたり顔でしゃべれるひとは大歓迎。
・子育てにおいて、特に子供の学業成績について重要なのは、親が子供に何をするのかではなく、親がどういう人間であるかだ。
・名は、子供の行く末を表すのではなく、映すもの。名づけに親の価値感・経済環境・白人黒人が反映されている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2023年4月24日
読了日 : 2023年4月24日
本棚登録日 : 2023年4月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする