「日本人の手習い」シリーズの傑作、アダム・カバット著の『妖怪草子』でくずし字の基本を勉強した後で読んだところ、発展学習にちょうどよかった。最後の応用編で取り上げられた『大和仮名懸想文売』は御伽草子の『猿源氏草子』を原点としているが、ちょうど正月に歌舞伎座で『鰯売恋曳網』を見たところだったので、大体の筋が頭に入っており、それも役立ったようだ。鰯売恋曳網は三島由紀夫の原作だと聞いたが、ちゃんと底本があるのだなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年6月17日
- 読了日 : 2020年6月17日
- 本棚登録日 : 2020年6月17日
みんなの感想をみる