新しい部署に異動することになったんだけど,それ自体は良くも悪くもないと思っている。とはいえ,いろいろな想いがあって手に取ったのがこの本。
著者の過去の自分に向けて今の著者が語りかけるスタイルで書かれており,最初の方はまさに「選ばれなかった」感を生きてきた姿と向かい合える。
とはいえ,実は言うほどではないと感じながらも読み進めていく。後半はさすが本を書くだけのことはあって「選ぶ」方にさえなってその視点も盛り込まれる。
後半だけを読むとよくありがちな自己啓発書といったところ。ところが,全体を通して読むと不思議なパワーをくれる。
具体的な処方箋というよりも(なんとなく)背中を押してほしい時に読むのがおすすめ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教養・ビジネス書
- 感想投稿日 : 2023年5月7日
- 読了日 : 2023年4月23日
- 本棚登録日 : 2023年4月16日
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