さくら剛さんの本は初めて読みました。色々考えてて面白いひとなんだなぁというのが読み終えた感想です。
東南アジアなんて二度と行くかボケッ!
というタイトルのように、「なんか無駄にキレてる」文章が随所に散りばめられているのが著者のスタイルのようです。そのノリがこの本のなかで唯一残念ですが、それを入れても全体的に楽しい旅行記でした。基本的に本筋からゆるゆると外れて自虐したり悲観したり自惚れたりして最後には泣くかキレる「情緒不安定芸」ですが、それを楽しむのがこの本の正しい読み方になるのでしょう。知らんけど。
「野ぎくちゃん」が登場するあたりから面白さがピークになりますので、それまで我慢して読んでみてください。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年10月6日
- 読了日 : 2022年10月5日
- 本棚登録日 : 2022年9月29日
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